
ハムスターの肥満
人間に飼育されているハムスターは野生に比べとても太り易くなります。それは毎日安定したエサを与えられまた野生よりも運動する機会が少ないために太り易いようです。ハムスターが太りすぎになると、人間と同じように病気しやすくなります。その代表的な病気は心臓病、肝臓病、糖尿病、皮膚病などがあげられます。メスの場合赤ちゃんが産めない原因にもなります。そうならない為にもハムスターの体重には気をつけ健康管理をしっかりしましょう。
ハムスターの肥満チェック
1、上から見てまん丸ではないか?
2、お腹と胸の毛が薄くなっていないか?
これはハムスターが太っていると脂肪のついているお腹と胸がすれるために薄くなります。
3、お腹が丸く出張っている
脂肪がつくと出っ張る
4、手足の付け根のたるみ
脂肪が手足につくとたるんで来ます。
5、毛の艶が良すぎる
脂肪分の多いエサを食べていると毛艶が良くなる。
ハムスターの体重の目安
○ゴールデンハムスター
オス 約85~130グラム
メス 約95~150グラム
○ジャンガリアンとキャンベル
オス 約35~45グラム
メス 約30~40グラム
○ロボロフスキー
オスメス 約15~30グラム
このハムスターの標準体重は一つの目安ですので、必ずしもこの体重を超えたら肥満ということでもありません。
ハムスターのダイエット
ハムスターが太りすぎてしまったらダイエットが必要です。しかし間違ったやり方ではハムスターを弱らせてしまう事があるので気をつけながらダイエットさせましょう。
太りすぎだからと急にハムスターに与えるエサを減らしては、弱らせてしまう可能性があるので1ヶ月位を目標に少しつづ減らすようにしましょう。
ダイエット中のエサはペレットと野菜を中心に与えましょう。ヒマワリの種など種子類はカロリーが高いので控えましょう。また水にビタミン剤をあげるのも良いでしょう。
ケージの外にだして散歩の時間を増やすのも良い方法です。回し車が無い場合は用意するのも良いと思います。
そして毎日同じ時間に体重を測りましょう。出来れば食事の前に測るようにしましょう。毎日の体重を記録して変化を見てみましょう。
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